こんなふうに考えてきました

シェアハウス的に(2020年6月)

コロナで4/2から休業。7/4から再開するにあたり、システムを大きく変えた。

ゲストハウスとしては、インバウンドはもちろん、国内旅行者も激減すると予想される。しかも感染のことを考えるとむやみに集客すればいいというものでもない。人手をかけずに効率よく接客する、スポットの旅行でなくじっくり長野で何かをやりたい人に来てもらう、そんなイメージを持ち、通常は土曜のみのチェックインで連泊や長期滞在の人を歓迎するように考えた。

私一人でもできなくはないが、繁忙期は大変だし、お客さんとしてもジジィより若くて元気な人の方がいいだろう。駅近でロケーションはいいので、ここに住んでときどき手伝うスタイルに合う人もいるんじゃないか。そんな感じで始めてみる。

従来、学生さんは時間帯が合わなくて無理だったが、今回のシステムならやれそう。時間や約束を守れる人にかぎるけどね。当たり前か。

 

固定給+歩合制に戻る(2020年3月)

宿泊数が減っても月300と考えて歩合制中心の待遇にしたが、3月は新型コロナウィルスの影響で宿泊数が激減。休業日も増えた。こうなると給与も激減し、basicスタッフと高levelスタッフの逆転も起こる。

そこで最低限の固定給を保証しつつ、levelに合わせて給与が上がるよう、固定給+歩合制を復活させた。

 

ひとまわりしてシンプルに戻る。(2020年2月)

昨年から待遇面の試行錯誤をしてきたところに、古いメンバー2人がたまたまGW前後に卒業することになった。これを機に制度を一新する。といっても、オリジナルの考え方に細かな修正を繰り返したものをまとめてすっきりさせたものだ。3タイプある。

1.余裕をもって活躍できる"basic”スタッフ

2.経営にもっと関わって行きたい人には幹部コース(level 1.5~)

3.英語練習・いろんな人に接したい人向けの「通いヘルパー」

詳細は「業務と待遇詳細(新)」ページを見てください。

 

スタッフそれぞれが、森と水にいる間に、あるいは卒業してから、やりたいことをできるように応援したい。英語、接客、料理、シェアハウス生活などはバックパッカーズでたっぷりできる。畑、養鶏、狩猟、山菜、きのこ、登山、キャンプなどもやる機会がある。スタッフもゲストもいろんな人がいて、考え方や行動など刺激を受けること間違いなし。スタッフ期間中に次につながる具体的なアクションをした人も多いし、それがなかったとしても、後日役に立つようなヒントをたくさんもらって活躍していると思える人も多い。

 

よくある目的・タイミングとしては、

  • 就職したらどっぷり会社員生活になるので、その前の数ヶ月に違った世界を体験してみたい
  • 海外青年協力隊やワーホリ、海外放浪から日本に帰ってきて、次の仕事(やること)を考えながら数ヶ月過ごしたい
  • 逆に脱サラや卒業を機に海外に行きたいが、それまで英語を鍛えながら海外青年協力隊の試験を受けたりワーホリの手続きしたりして過ごしたい
  • ゲストハウスをやりたいから実際に運営を経験したい
  • 農業・自給生活などを体験しながら長野に居場所を見つけたい

といったパターンでは目的を達して森と水を卒業したor卒業後に目的を達した人が多い。そのほかのパターンでもユニークな活動で楽しくやっていて、感心させられる人もいる。興味を持ったらぜひどうぞ。

 

短期の方の待遇面をさらに変更し、住み込みと通いのヘルパーを設定しました。(2020年1月)

前回の変更に加え、3ヶ月未満の手当をup。1年前後の場合も昇進しやすくした。

また、英語の練習に来てみたいという人はたくさんいるし、駅前で便利なので住みたいという人もいる。でも正スタッフになると負担が大きいし、週2回程度で業務を覚えるのも難しい。そこで予約管理などはやらないヘルパーを、通いと住み込みで設定した。

1.3ヶ月以内のinternも正スタッフ(junior)と同じ手当を支給。

2.2年以内でも充実してやれるよう、昇進ペースを上げた(2ヶ月でjunior/senior/chief/(sub)manager間のステップアップ可能)。

3.そうじ主体の住み込みヘルパー設定。住み家がほしい人向け。

4.接客主体の通いヘルパー設定。英語練習・いろんな人に接したい人向け。

 

原則2年以内での卒業とし、短期の方も働きやすいように、待遇面を変更しました(2019年8月、11月)

長期歓迎としたところ、4人いる住込みスタッフが全員1年超となりました。ポストも限られているため、給与が十分でなく、バイトに行くスタッフから、時間が自由にならない、給与が不公平だ、などの不満が訴えられました。長く働きたい人をたくさん抱えられる商売じゃないことを痛感しました。

そこで次のように方針を変えました。

1.原則2年以内に次のステップに向けて出発してもらう。

2.2年以内でも充実してやれるよう、昇進ペースを上げる(3ヶ月でjunior/senior/chief/(sub)manager間のステップアップ可能)。

3.senior/chiefの給与をアップした。managerの給与を下げて、格差を減らした。

 

4.短期の方も歓迎。juniorの給与をアップした。intern期間の各種補助もする。

 

 

遊びの補助率DOWN(2017年10月から)

観光・交通、飲食への補助を2割に戻しました。月額上限は6000円のまま。

ゲストハウス宿泊補助を1軒1500円までに下げました。月額上限は3000円のまま。 

 

  

遊びの補助率UP(2016年11月)

観光・交通、飲食への補助を3割、月3000円まで(正スタッフ)にUP。どんどん遊ぼう!

月の補助限度を、観光・交通・飲食合わせて6000円にしました(2017年1月)。

 

長期の方が働きやすいように、待遇面を改善しました(2016年4月、5月)

次のステップに移るまでの2,3ヶ月で森と水に来る人が多く、活躍してきました。

でももっと長くやってくれるなら、人事的にも安定するし、本人の知識経験も増えてお客様への観光案内が充実します。

そのために、時間的に余裕のあるシステムはそのままで、給料を少しUPし、もっとやりたい人にはさらにUPする目安を作りました。

 

 

 

このたびスタッフ待遇を改善しました

 (オーナー aki 2015年3月30日)

従来は、シフト時間中もヒマがたくさんあって、自分の好きなこともできました。あまりもうからない商売でもあり、スタッフにはお金はほとんどあげられないけど、気軽にやってもらう、というスタンスでした。その代わり、拘束時間は少ないので、お金が足りない人はバイトに出てくれ、と。

 

ところがこの2年ぐらい、ありがたいことに着々とお客様が増加傾向にあり、忙しい日が多くなりました。サービスも少しずつよくしてきていますし、そのためにスタッフにやってもらうことも増えています。そうなると、いろんなことを覚え、自分で判断できるスタッフに長くいてもらいたい。

 

それには、きっちりやってもらって、その分の報酬を支払う。バイトに行くのでなく、内部のことをもっとやりたい人には何かをまかせてやってもらう。その方がやりがいがあるだろう。

また、遊びに出かけてリフレッシュすることや本人のステップアップについても、業務に役立つ部分には援助する。半年ごとのリフレッシュ休暇でのんびり旅に出てもらう。

そんなことを考えて新しい待遇システムを作りました。

 

いい仲間が揃うとお互いにいい刺激をもらって楽しい。仲間が多いと共同作業や研修もできて楽しく充実する。

ぜひ来てください。待っています。

 

 

 

理念: 宿を中心に自力で生き抜く仲間の場

(2011年の開店当初に作ったものです。変わっているところもありますが、案外現在にも生きているなー。参考までに。)

 

店番は朝・昼・夕の3シフトで、そうじ、チェックイン、客対応、予約処理、施設メンテなど。共同作業は会議、農作業、大掃除、料理、アウトドアなど。いっしょにたくさんやってもいいし、学生・バイトなど自分のやりたいことがたくさんある人は相談しましょう。

 

待遇:

住居+食糧+α(仕事内容による)。店長やるぐらいの気合ならそれなりに利益を配分します。

基本は個室(シャワー・トイレ・キッチン共同)+水道光熱費ネットタダ。季節の野菜・山菜・きのこ豊富、メシ共同または基本的食材(費)支給。

 

応募資格:

次の事柄をできること、あるいはできるようになる気があること

<必須: そうじ、英会話、自力で生きる姿勢、料理、簡単なPC操作> 

<できれば: 農作業、DIY>

いっしょにやりながら学びましょう。私(オーナー)は面倒見が悪いので、依存性の強い人は向かない。自主的・自由にやりたい人がいい。

 

!被災者の方へ!

 

長野は東北と同じような自然環境です。農作業、山菜きのこの採取・加工などのワザは、こちらでの自給+αにおおいに役立ちます。フィールドはありますので楽しく活躍できると思います。ご相談下さい。