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スタッフ列伝2017年3月-12月

今から2年ちょっと前、2017年春から冬の森と水のスタッフとできごと。写真の右手前のケイゾーがmanagerになり、奥左のハジメがチーフになった。そこに春からノコ(左手前)とマリモ(ケイゾーの隣)がメインスタッフとして、サッキー(ノコの隣)とフユミ(右奥)が通いで加入。この女性4人が仲良く活躍していたのが印象的な時期だ。

ファーム活動も大きく動き始めた時期で、奥中央のはるさんは高山村に住んでひよこを飼い始め、年末には卵を産み始めた。しかしはるさんが森と水をやめることを決め、私(aki)が鶏を飼うためにファームの新拠点を探した時期でもあった。

月ごとに紹介します。いろんな要素があってちと長文です。

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スタッフ募集中です(2020年1月末時点で住込み1~2名募集中;特に4月から)。

興味ある方はご連絡ください。

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2017年3月 ヒロポン(元スタッフ)結婚

 

たしか森と水の屋上ビアガーデンが出会いだったっけ。世界食道のヒロさん(元スタッフ)もかけつけた。いろいろ多才な奴だけど、いいパパいいサラリーマンとして活躍しそう。

初代チーフのエイコがベビーとダンナとその弟を連れてアメリカからやってきた!

5日ほど宿泊してたかな。この写真の時は、双子連れのミカ(元スタッフ)と、ヒロさんヒロポン、うちの家族も集まった。

エイコはものすごいドラマの末のハッピーエンドで、この後あと1人産んで今はさらにハッピーそう。まあ並の苦労は苦労と思わない彼女なのでたいがいの状況ではハッピーにしてしまうことだろう。

元スタッフが思い描いたこと、やりたかったことを旅立った後で実現してくれているというのが本当にうれしい。

もうひとつ、3月の元スタッフネタ。

シローがサッカー小僧を連れてきてミニキャンプ。子供たちに自炊させていた。

シローはうちにいたころ、はっきりとした形ではないけど「サッカー」「子供」「農業」「海外体験」「合宿」「地域で」といったキーワードをつなげたことをやりたいと言っていた。私はさてさてどういう形でできるかなあと思っていた。うちを出た後、海外旅行でサッカーの地を訪れたり、ワーホリでサッカースクールの仕事をしたりの後、地元で町の職員となった。仕事でも地元や農業振興に関わり、プライベートでも子供を中心にサッカーやキャンプをやる場を作り、少しずつ思い描いていたことをユニークな形で実現しているのが今も進行中。見ていて楽しみだ。

このときはそんなことのほんのやり始めだが、踏み出しているんだな、と感じた。

私は3月から12月まで続く「自給自足Lifeスクール」(竹内孝功)に通い始めた。畑、田んぼ、DIY、発酵、狩猟などなど、いずれ新拠点で必要になると思っていた。が、まさか期間中に拠点探しを急ぐようになるとは思っていなかった。

4月 ノコ、フユミin、Sebastien in&out

ノコが来て冬まで大活躍した。ハジメの知り合いのSebastienがワーホリで日本に来たのでやってもらった。

フユミは森と水にないボーっとした感じで心配だったが、そのまま約2年続いた。

高山村で鶏小屋建設中(by松本さん)。横の畑をはるさん用に準備しているところ。

長野マラソンにケイゾー出場。残念ながら完走ならず。

恒例、早春の山菜採り。

コゴミはザックいっぱい、ウドやウルイなどいろいろ採れた。

天ぷら食べて昼寝しているところ。

5月 マリモin(冒頭写真は歓送迎会)

 

とうとうひよこがやってきた。しばらくは室内で育雛箱の中。

6月 ハジメがひと月休んで北海道バイク旅行へ。

リフレッシュ休暇1週間プラス、その前後でがんばって働いて休みを長くしたもの。

ハジメ出発の日にほかのスタッフはオリンピック施設などをまわって研修。

茶臼山恐竜公園も面白い。

鶏小屋が完成し、ひよこは育雛箱から引っ越し。

高山村で市民田んぼというのに参加し、6月は鶏の世話・畑のたびに田の草取りをやった。

ヤノちゃん(元スタッフ)が遊びに来た。

10年ほど病院でびっちり働いた後、うちを経由してワーホリに行った彼女、そのまま海外旅行にハマってしまってバックパッカーになっちゃった。このパターンは案外なかった。ワーホリに行って帰ってくる人はいるけどね。

7月

マリモとサッキーは体育会系。体幹トレ中。マリモはフユミとも仲良く、このころビアガーデンのバイトに二人して行ってた。マリモはバイトに精を出し、すきや(牛丼)はずっと、ビアガーデンの後は新しくできたドン・キホーテで働いた。バイトの拠点として森と水を活用したタイプ。

もはやヒヨコではなくなった鶏たち。止まり木を作ってやったらすぐ乗った。

千曲市方面へ研修。

これは森将軍塚。あまり有名ではないがなかなかよい。

住み込み4人いると研修や遊びに行ける。

 

8月 ケイゾーはスクーリングで3週間不在(通信教育で大学生なのだ)。

 

高山村で全国自然養鶏会の交流会が開かれた。経験豊富な人たちでとても面白いし役に立った。うちの鶏はこの時点でこの大きさじゃあ、卵を産まないかもしれないと言われた。カロリーもタンパク質も全然足りないらしい。

年2回ぐらいやってるビアガーデン。主催のこがさん(右端)が今(2020年1月)うちのスタッフをやってるのだ。

AC長野パルセイロレディースのキャプテン坂本選手が来てくれた。マリモと埼玉でバイト先が一緒だったという。

9月 サッキーout 予定通りオーストラリア留学に行くため、森と水卒業。

 

マリモは海外青年協力隊も狙っていたが、来年4月から教員に決定。

鶏は大きな決断が。はるさんが鶏を飼いながらバックパッカーズでも働くのは無理と判断。年明けあたりをめどに(実際は4月)鶏を高山村から引き払うことにした。場所探しはともかく、鶏を飼うことに私自身が慣れないといけないので、自宅庭で2羽飼うことにした。

この2羽は2年半以上たった今でもうちにいて、ペットとなっている。

10月 マリモout

国内外で旅行に行ったりバイトしたりして、4月の教員生活スタートを迎える。

 

DIYにハマってきたハジメが看板をリニューアルすべく、パーツを作成した。

市民田んぼは稲刈り。なんちゃってだけど森と水自家製の米ができた。

この年の田畑作業は、経験のあるノコと覚えたいハジメで充実していた。

さゆちゃん(元スタッフ)来訪。

彼女は元々特異な経歴の持ち主だが、うちにいたころはぼやーっとすごしていた。うちを出てからの活躍がすごい。ポーランドでユーチューバーを目指し、しかもそのネタが東欧ブラックメタル!そのうちそのユニークさで評判になり、本を出したりTVに出たり。

写真は演出じゃなくて、長野に来てケガしたときのもの。似合いすぎてる。

安曇野の津村さんとこで合鴨をシメて解体させてもらった。

自力で食べ物を得る生活へ、また一つ技術を学んだ。

10月はキノコがりにスタッフを2回連れて行った。

11月

ハジメの看板が完成。初代の黒地に白のはシンプルでコントラストが強かったが、これは暖かみとカラフルさがここちよい。

 

ファームの新拠点探し開始。鶏を引き取ることになり、冬前に決めてしまいたい。12月にかけていくつか見たが、結局2つめに見たこの「乙」になる。

鶏はほぼ毎日世話をするので、シェアハウスにして分担したい。そのため独立した部屋が3つ以上ある家が必要だ。

えびす講花火大会を屋上で見る。

宿泊者でない人も参加できるのは、最近ではこれとビアガーデンだけ。こたつに入って酒を飲みながら花火を見るのだ。スタッフも1人だけ店番しながら交代で。

11月下旬、うちの鶏が産卵開始。初日は床に産んだが翌日から産卵箱に産んだ。ほぼ毎日1羽1個。

高山村のも12月に入って産み始めた。

お客さんも参加してスタッフときのこがり2回。このときは雪の中ナメコ大収穫。

 

津村農園の合鴨は計3回行った。新拠点で鶏を飼い始め、いずれは自分でシメるときのために。

12月ノコout キョーコさんin

 

ノコは宿でも畑でもセンス良く働いてくれたし、いろいろ残してくれたものもある。このガイドマップはマリモから引き継いで見事に完成させた。今でも活躍している。

 

キョーコさんは2度短期で働いたが、ここから2年ちょっといることになる。

鶏をシメて食べる会@高山村。津村さんを呼び、その場でシメるのを見て、いっしょに羽をむしり、宴会で味わう。はるさんとしては鶏を育ててきた証の記念的なイベント。

 

ヒロさん(元スタッフ)の世界食道でハジメと飲む。ヒロさんはうちに来た頃から「アルプスの見える美麻でゲストハウスをやりたい」と言っていた。何年か世界食道をやってきてすっかりいいマスターである。再び夢に向かって動き出すことを考えているようだった。

 

ファーム拠点はいろいろ見たが、12月中旬に乙に決めた。年明け契約だ。

 

スタッフのうちにいる間と卒業してからの活躍の様子、宿と並行していて進めたファーム・鶏のようすでした。